【家出2020】嗚呼、すすきの、くるっている、すすきの
スマイレージ『嗚呼 すすきの』 (S/mileage[Oh Susukino]) (Promotion edit)
嗚呼 すすきの
一人来たけど
寂しすぎる
いい天気なのに
こんな曲あったよなあ、と思いながら、ひとり夜の良い天気だった すすきのにくりだしました。夜は回転寿司根室花まるに行こうと思ったけど、大行列で諦めました。でも、もうお腹が空いて空いてしまって。
実は最近は激しい空腹を感じることがなくなって、だから空腹も嬉しかったのです。
ホテルの前に、行列ができている味噌ラーメン屋があり、うまそう入ろうと思ったけど、こちらは店内にも並んでいる人がいて…。あきらめて、事前に少し歩いたところにある「えびそば一幻 総本店」に行きました。
こちらも新宿に店があるようです><小滝橋通り沿いに><なんだあ
行列は無し。ただし店内で少し待ちはありました。そういえば今日は日曜日だったと気づきました。どこも混んでるはずだ。
ここから無難にそのままと、しおの味を選びました。透き通った…透明なえびスープを勝手に空想していたのですが、でてきたのは濃厚スープでした。なんか「ゆかり」のエビせんべえ(愛知の名物)みたい…。味は美味しかったです。そんなにエビの風味の強さはなかったかも?
しかし!空腹を更に満たすために頼んだこの「えびおむすび」!!これが思いの外うまかった!ラーメンよりもエビの風味が強く感じられました!あと海苔もうまかった…。美味しいものを食べて元気も取り戻せました!
そのまま夜のすすきのへ…
以前見た「ファッションヘルス しまむら」の看板はまだあったけど、撮り忘れました。。7年間しまむらは生き残って来たんだなあ、感涙です。
くるっている すすきの
すすきのは北日本最大の歓楽街。自分は歓楽街が好きなのです。そのような店には入らないけど。その理由はとても単純で「人が楽しそう」だということ。普通かもしれないけど、わいわいしているのを見るのが好きなのです。それは客たちだけではなく、働いている人達もです。「ザ・ノンフィクション」とかの水商売で働いている人たちも「この仕事が好きやねん」とか言っている人もいますよね。人間らしくて、とても良いと思うのです。
ただ、今回わかったことは、このニッカ看板がある駅前大通りのすすきの交差点があるところ、ここからもう「くるっている」「すすきのはくるっている」ということです。普通、先程のような中に入った道がくるっているのはわかるけど、この大通りからもうくるっているのです。
このバニーガールの路面店、通りに接した店の軒先で、店からは踏み出さないようにバニーガールさんが立っていました。呼び込みはせずに、ニコニコ立っているだけでした。「飛田新地みたい。。」と思ってしまいましたが、かえって健康的にも見えてしまいました。他にもさきほどのニッカ看板の交差点に、セカンドバッグを抱えたサングラスをかけたかなりヤバい人集団がウロウロしていたり、楽しいなあと思いました!
すすきの片隅の素敵な珈琲屋「マーレイ」
夜も押し迫り、そろそろホテルに戻ろうとすすきのの悪路(歩道はけっこう舗装がひどい!)を歩いていると、「コーヒーをどうぞ」という看板のある、ドアが開放されているお店を発見しました。お客さんも数人がカウンターにいたので、入ってみました。
落ち着いたオシャレな内装に、素敵な古いジャズのBGMが流れる良い感じのお店でした。いいなあこんなところがフラッと歩いてあるなんて。しかももう夜遅めなのに。夕方から深夜までの営業をしている店のようです。東京だとこんなところあるのかなあ?自分がアルバイトをしていた池袋北口出てすぐの「珈琲伯爵」は24時間営業だったけど。。
オーダーしたアイスコーヒーは、ドリップから作っていて、とても美味しかった。。いつもペットボトルで800mlで90円くらいのアイスコーヒーに飲み慣れているので、宝石のような味わいを感じることができました><お値段は高めで確か800円くらいだったかな?メニューを撮ったけどピンぼけしていました。高くは感じませんでしたが、普通のコーヒーを頼んで、ゆっくり味わえばよかったです。ゆっくり。。
今回の旅の目的のひとつに「都会っぽさを楽しむ」ということもありました。それは…普段、家のまわりに何にも無いことが一番のストレスになっているので、ホテルから出て歩いてすぐのところでご飯を食べたり、たのしい何かがある、という環境にいたかった、という背景があったのです。それが満たされました。夜にふらりと行ける珈琲屋が近くにあったらいいよなあと思いながら、すすきのの夜は終わりました。嗚呼、すすきのです。
続く