【台湾旅行記2】佛光山見学、そしてタクシーでトラブル!
「佛光山寺」を見学
2日目、泊まったホテルをチェックアウトする。大きいけど古いホテル。預けたルームキーを返してもらうときに「ファイブー ゼロ ゼロ ワン」(5001号室)といったら、若いフロントの男女の2人が大爆笑していた。馬鹿にされてたのかな><
この日は「佛光山」へ。臨済宗の総本山。日本にもいくつかありますよね。下記の台北ナビの記事を見て「これは行こう!」と思い行きました。
台鉄に乗って、各駅で10分くらいの「九曲堂駅」へ向かう。日本で昔に使っていた車両だろうか。懐かしさがなぜか込み上げてくる。
ドアは自動で閉まったりせず、走り出しても常に開けっ放しである。さすがに急行は閉まるようになっていた。窓から見える台湾南部の美しい緑が眩しい。
九曲堂駅からタクシーに乗る。圧倒的なローカル感漂う駅前には小さな店がいくつか並んでいるだけ。タクシーはいたが、中に人が乗ってない。そうするとビニール袋を持ったおじさんが来た。袋の中には麺の料理が入ってた。台湾ではこのスタイルでのテイクアウトがある。おじさんはタクシーの運転手だった。
メモ用紙に「佛光山」と書いたのを見せると、アイヨアイヨー乗って乗ってみたいな感じでタクシーに乗るように言う。この時「おじさんが食べてからでいいよ」と言いたかったが、どうにも言葉が出来ない。ジェスチャーでどうにかなったかも。今でも悪いことしたなと思う。
タクシーで10分ほどで「佛光山」に到着。あまりに広大で、精緻であり、美しい。しかし平日とあってか、人の数が少ない。お祈りの最中なんだろうか。
ここでの目的は「洞窟」寺の洞窟好きなんです!ミャンマーでも行ったし、松山の「石出寺」のマントラ洞窟、そして「寺の洞窟」に目覚めるきっかけになった広島の生口島の「耕三寺」の洞窟などに行ったことにあります。
キリスト教に根付いた宗教美術は「これ、本当に信仰心あるの?馬鹿にしてるんじゃないの?ってのが結構あるなと思ってましたが、こういった洞窟の中にも「何か変…」みたいなのが山程あって相当おもしろいんですよ!
この空間に客は自分一人!高雄スタンドアローン!これ、電飾は常に付きっぱなしではなく、センサーがあって、光ったり、マネキン…じゃなくてお坊さんっぽい何かの人が動いたりするんです。しばらくすると照明が消えて、人形が動かなくなるんだけど「シュン・・」みたいな音がするんです。誰もいないから凄くその音も響いて、シュールで面白かった。今は中国人観光客の人が沢山いそうですね。
可愛い佛光きゅん!いや、名前は不明で、今適当につけました!そしてキレイな花!このように全体的に丁寧に整備されていて、素晴らしいです。
タクシーでトラブル
今度はバスで高雄駅まで戻ろうと思ったけど、 時間が合わず、急遽タクシーに乗る。
行き先は…ガイドブックで覚えた中国語で運転手に「高雄火车站」(高雄駅)と行ってみるそうすると「高雄○☓△??」みたいな感じで何度も聞いてくる。まったくわからないので、頷いて応える。
タクシーが街外れに停車する。あれ?ここ高雄駅?電車が沢山通ってるところだったけど、電車が無い。ここは誰?私はどこ?何なんだ。町外れっぽいところだけど、人は何故か沢山いる。集団になって、少し沈んだ顔をして、列を作っていた。
列を付けてみて、やがて気づいた。ここは火葬場…!
「高雄火車站」と言ったつもりが「高雄火葬場」と伝わっていたのだ! ショック!普通に「高雄ステーション!」でも通じたかもしれないのに。中国語は発音が難しいですね。タイ語もそうだけど、「声調」ってのものがありますからね。。カタカナ中国語じゃ通じないですね。
せっかくだからしばらく見学する。列は途切れずやってくる。みなさん静かで、悲壮な様子は感じられない。淡々とゆっくり歩き、バックでは「蛍の光」が流れている。蛍の光がこういう場面で使われるのは日本と共通か。
この後、気を取り直してタクシーを拾い、メモ帳にデカデカと「高雄火車站」と書いて無事駅に到着。台湾(中国も)は漢字が通じるからいいですね。台湾旅行にメモ帳は必須です!