さわやかトラウマ一人旅日記

音楽が好きな30代男がぼっちを極めるため、世界や国内をヤケクソ気味に一人旅をしたその記録です!

2018年大晦日イブと大晦日をまた千葉勝浦「お茶の間ゲストハウス」で過ごしました!

今年の年始年末は普通に休みがあり、先週末から木曜日まで休みとなりました。しかし何も予定もなく、いつもどおりにダラダラ過ごすだけになるのかな、と思っていましたら、Facebookにて、「お茶の間ゲストハウス」が12/30と31に急遽空きが出たとのことで、予約をして翌日に行きました。

正直、僕は精神的肉体的にも疲弊をしていて、もし行ったらもっと疲れるかなーと予約をするまでに考えました。でも、帰ってきてもまだ休みはあるので、とりあえず行こうと思い行きました。

前回(千葉勝浦 カテゴリーの記事一覧 - さわやかトラウマ一人旅日記)は宿のある駅まで、特急「わかしお」で行ったのですが、帰りは高速バスで帰ってきて、そちらの方が安くて早いということがわかったので、行きも高速バスで行きました。東京駅の八重洲口の前に高速バス乗り場が沢山あります。乗り場がどこかわからない時は、乗車客の整理をしている人に聞けば、親切に教えてくれました。

自分は京成バスの「勝浦・御宿など」の行きのバスに乗りました。予約は不可で、並んだ順に乗り込みます。この日は出発10分前に行ったのですが、もう並んでいましたが、無事に乗れました。

 

高速バスはアクアラインを経由して、千葉に入って行きます。自分は車の免許を持っていないので、アクアラインを通るということは、前回の帰りが初めてだったと思います。

ずっとトンネルなので、海の底にいることを実感したいな、と感じでGoogle Mapを表示させたりしました。

やっぱり気分が上がりますよね。本当に海の中にいるんだなあ、技術の進歩って凄いなあと実感しました。

この時、僕は隣に座ったベトナム人の青年と話をしていました。僕から、挨拶と、どこからきましたか?と聞いてみました。その後は、僕のつたない英語とグーグル翻訳でベトナム語の翻訳などを駆使して、話をしたりしました。今は埼玉の志木市に住んでいて、働いている、今日は千葉に住んでいる友達に会いにいく、今は正月休み、日本は勉強してまだ三ヶ月、日本に来て三ヶ月、なんてことを話しました。

ベトナム人で労働者というと、最近ニュースになったりしていますよね。つらいめにあっていないかな?と心配になりました。グーグル翻訳で詳しく聞こうかなと思ったけど、ひとまず「日本は好きですか」「会社の人は優しいですか」などを伺ったところ、笑顔でYesと言っていました。ひとまずよかったです。彼は日本語の勉強中ということもあり、僕はもうちょっと日本語で話せばよかったなと思いました。「漢字は難しいですか」「Yes」「日本人も難しいと思ってるからオッケーですよ」なんていうと、苦笑をしていました。。。そうですよね実際。。

 

お茶の間ゲストハウスに到着をして、早速、海を見に行きました。ここはゲストハウスのすぐ近く、もりあがった踏切と道路を渡る必要があるけど、とても近いです。前回はあまり天気がよくなかったけど、この日はとても良い天気。東京は暑かったくらいでした。そして海も寒くない。とても良い気候でした。深呼吸をして、海を眺めました。普段、深呼吸をしようとする時は、大都会にいる時です。ここで深呼吸してもな、なんて思ってしまう。ここでは、海の近く、潮風のそばだから、うんと深呼吸をしておこうと、たっぷりとしました。

守谷海岸は、このように真ん中に鳥居がある岩礁と、両端に段丘が見えるのが特徴です。この間を波が、当然に永遠と音を立ててこちらに迫ってくる風景が好きです。

 

お茶の間ゲストハウスの真のマドンナ、犬のあられちゃんにも早速会いました。

僕はあられちゃんの事が大好きで、仲良くしたいけど、どうもあまりそれほど好かれていないような気がしているのです。この日一緒になった、常連のお客さんに「あまりこっちから行くとダメなんですよ!」とアドバイスもいただきました。「そうか」としばらく関心が無いようにしていたのですが、やはりソファでグダ寝しているあられちゃんを見ると「あられーあられちゃんーー」などと口走ってしまい、また無視されたりしてしまいます。

でも、2日目のお昼に、ゲストハウスに誰もいなくなって、コタツに入って一人ぼーっとしていたところ、あられちゃんがいつのまにか、僕の足のところに来てくれたのです。そういえばその時はあられちゃんを欲していなかったのです!嗚呼、あられちゃん。こんなにあったかいんだ…。なんて幸せなんだ…。としばらくあられちゃんのいびきと体温を感じながら、ゆっくりしました!

お茶の間ゲストハウスの、楽しみなもののひとつはご飯です!!

まずは到着後の夕食からです。ホウボウという魚の焼き物に、揚げ出し豆腐、そして天ぷらなど。天ぷらにはふきのとうがありました。なんとオーナー婦人が自ら取ってきたものとのことです。小さいけど、冬の最中に芽吹く、山菜特有の苦味と強い風味がありました!ほんとうに美味しかったです。

これは次の日、2日目の朝御飯です!12月31日ということもあってか、お節料理の定番、なますがありました。お吸い物の出汁も美味しくて、一滴残らず飲み干しました!

 

他のお客さんとおいしいですね!と語り合いながら食べる朝食は良いものですね!そしてこういうご飯は普通のゲストハウスではないですよねーたぶんトーストだけとか、なんてはなしをしました。僕はあまりゲストハウスということろに行ったことがありません。おそらくこういうのは稀なのでしょう。焼鮭の美味しいこと。ふっくらと焼けているのが印象的でした。「吉野家牛鮭定食とは違うな」なんて思ってしまいました><

ここで、他の方が鮭の皮を残していたので、食べないんですか?と聞いたところ、食べないということ。それが計3人もいたのです。しかし食べる派も同じくらいいました。普通、食べますよね?とても美味しいのに、とオーナー婦人もいっていました!皮も食べようみんな!!

これは2つめの夜ご飯です!豚しゃぶが食べやすくて美味しかった。野菜もたくさんで、そして身体に優しい味だということが、よくわかります。また食べたいな!

前回に続いて、今回も庭での焚き火が焚かれました。前回よりもスケールアップをした大きな炎をずっと見つめることができました。風もあったりして、火の粉がかかってしまったりしたけど、そういうのも楽しかった。

炎という漢字はよくできているなあ、と普通に思いました。実際に文字が見た目の通りなんですよね。漢字は難しい、という話をベトナム人の青年に話したのを思い出して、理解がしやすい例として炎を教えてあげればよかったかな、なんて思ったりしました🔥

そして、もう一つ普通に気づいたことがありました。炎の色は、赤ではなくて、オレンジだということです。底の方で完全に燃え上がっている個体についた色はオレンジであり、高温の部分には青い色となっている。わかってはいても、実際に見てそう思うということができてよかったと思います。

 

最後の日は、見事な晴れの空でした。僕は「旅行に行った時だけは晴れ男」だと自称をしていたのですが、前回にここに来た時は見事な曇り空でした。今回はちゃんと晴れてくれました。真冬なのに穏やかな陽と風を感じながら、また守谷海岸の海をずっと見つめました。太陽の光が、波に映し出されて、自分の元にやってくる。遠くの光と波打ち際の間に、大きめの光の粒がわおんわおんと輝いていて、その模様に僕は得も言われぬ思いを感じました。自然の風景は美しい。どんな作りものにも変わらないんだ。そう思いました。

 

最後、バス停までの送迎中、オーナー夫人の図らいで、途中にある松部漁港に連れていってもらいました。漁港というところに行ってみたかったので、嬉しかったです。1月1日ということもあり、静まってはいましたが、大漁旗が風に揺れ動くところを見られてよかったです。

また、途中の車道の中で、ここの付近はリアス式海岸で、いたるところに入江のビーチがあり、どこももの凄く透明な水のようでした。それがいくつもあったり。また、山がちであるので、至るところに小さなトンネルが沢山ありました。それも楽しかった。

南房総ということろは、とても面白いところなんだな、と実感しました!

 

最後に、この旅で印象的だったこと。それは星空です。夜中に一人で少し外に出た時に、ふと空を見上げてみました。そこには、星空が広がっていました。海辺は夜は山よりも暗い、ということは、広島に行った時に、宮島に宿泊をした時に感じました。自分は山の上で暮らしていた時もありましたが、星空を見上げるという習慣はありませんでした。空が近かったからかもしれないです。なぜ、こんなに美しいものを見なかったのかな、と少し思うことがありました。無数の星にはそれぞれ名前が付けられているのに、自分は全くしらない。○ ○ ○ときれいに並んだ3つの星はなんていう名前なんだろう。そして、気づきました。星は白い、夜に見える星は白いということです。当たり前のことかもしれませんが、気づきました。そしてそれらがどのくらい離れているんだろう、考えられないくらいの距離があるに違いない。どのくらいあるのか、知りたいなと思いました。

 

以上です。

ゲストハウスのご夫婦と、ゲストハウスのお客様が、僕のブログを読んでくれていたということを知りました。とても光栄でした!少し恥ずかしかったですが><

この「さわやかトラウマ一人旅日記」において、こんなことは初めてでした。そしてこれからももっとあってほしいです!もっと旅に出たいなー。もっともっと。そして海外にも行きたいです!まずはパスポート再取得からかな><

おわり