さわやかトラウマ一人旅日記

音楽が好きな30代男がぼっちを極めるため、世界や国内をヤケクソ気味に一人旅をしたその記録です!

【Le Petitラオス旅行記」

 

今日は、「ラオス」の旅行記を書きますね。

 

ラオス」になぜいったのか?「ラオスにいったい何があるというんですか?」って感じですよね 

 この本が出る前に行ったのですが、ほんとうに自分でもそんな感じでした。この本も読んだのですが、なんと彼と同じような感想を持ちました。彼が行ったラオスは「ルアンパバーン」という世界遺産の街だけ!そして僕もそこだけ!でした。

「そろそろバンコックにもあきちゃったゎ〜そうだ世界遺産の街ラオスルアンパバーンへ行こう…フランス統治だったし…」とか考えて(>_<)

で、バンコクを経由して行ったわけですが…バンコクからルアンパバーンへは「バンコクエアウェイズ」で行きました。

f:id:maemuki:20170921231636j:plain

 小さな飛行機でした。この時は「小さな飛行機」は初めてだったかもしれません

f:id:maemuki:20171003154304j:plain

機内食の画像が残っているのは珍しいです自分にとっては。なぜ撮ったのか、手を付ける前に撮ったのか、それは「おいしそう」で「おいしかったから」です!覚えています!この赤米、そしてちょっとまずそうかな?と思える野菜の何かの煮込み。これがうまかった。あとサラダ的なものも、やはりエスニック風味でおいしかった。そしてスイーツ的ななにか!これもうまかった!そうです僕は食い意地が張っているのです><

f:id:maemuki:20171003153530j:plain

バンコクから、ラオスルアンパバーンへの着陸寸前の風景。あまり記憶にない。その後のヤンゴンバガンの時の強烈な風景と比べると、印象にないということ。両方とも最貧国でもある。どちらもあまりかわらないけど、少しこちらの方が都会のようにも感じた。まだ物事をよくわからなかっただけかもしれない。

f:id:maemuki:20171003154735j:plain

ルアンパバーンの空港にて。ビザ代を払って入国する。ホテルは事前に予約決済済み。予約をしたのはagodaだったと思う。そこまで、乗り合いのタクシーで行った。客は僕と西洋人種の男性1人だけ。僕が先にホテルに着いて降りた時に、その人「Have a Nice Trip」と声をかけてくれた。こういう時になんて言ったらいいんだろう。You too.じゃおかしいような気もする。サンキューと言った気がする。

ホテルは高級ではないけど、場所は良いところ、観光地、街の中心に近いところを取った。古いけどキレイなところだった。

部屋の写真はないのだけれど、なぜかこの写真が残っていた。

f:id:maemuki:20171003155339j:plain

これは…全く覚えていない。ホテルにプールに入ったという記憶はない。しかしこのきたない足は紛れもなく自分である。どうやら入らなかったのだろう。この後にホテルで行くために水着は持ってきていたから…。

街に出て歩いてみた。

f:id:maemuki:20171003163843j:plain

f:id:maemuki:20171003155602j:plain

f:id:maemuki:20171003163859j:plain



 ラオスはフランス領だった時が長かったせいか、建物や食べ物にもそれが感じられた。いちいち洒落ている。しかしここは最貧国なのに。あまり感じさせなかった。そのちぐはぐなところが観光客を惹きつけるのだろう。この街には「世界遺産」のものがあるというけれど、自分は全くそれに期待はしていなかった。そもそもあまり遺跡などに興味はない。

f:id:maemuki:20171003161403j:plain

f:id:maemuki:20171003161440j:plain

この仏塔を意識した花のお供えは素敵だった。

f:id:maemuki:20171003161550j:plain

寺のところにある丘から見えた風景。メコン川だ。そうだ僕は川が好きだった。水辺が好き。なのにこの山の麓の街にきたのは、その理由があったのかもしれない。街へ戻る。

 

街の写真を見て、改めて気づいたこと。ラオスの同じような遺跡の街「バガン」とは全く異なるということ。こちらは道路が舗装されている。そして馬車は走っていない。近代的な町並みだと感じた。それもそうだ。フランス領だったから。同じようなフランス領だったベトナムも、そうなのだろう。ミャンマーはイギリス領だった気がする。歴史について勉強しなければ。

f:id:maemuki:20171003161853j:plain

f:id:maemuki:20171003164442j:plain

メコン川とうつくしい夕陽!この川には計り知れない歴史がある。ということを感じさせてくれた風景だった。このような風景をもっと見たい。遺跡ではなく、自然のままの姿を見たいと思う。この後のミャンマーの旅行も、それが一因だったのだと思う。

f:id:maemuki:20171003164548j:plain

f:id:maemuki:20171003164606j:plain

東南アジア旅行のたのしみ、そして危機でもある、野犬たちの観察。特にこの時は獰猛で吠えられたりということはなかった。美しい夕陽の色にそまった犬さん達を見て、和んでいた。

f:id:maemuki:20171003164517j:plain

 美しい夕陽、美しい川の光の反映、そして…美しいファラン(タイでの白色外国人を挿す言葉)のカップル…。なぜか「負けた」といつも思ってしまう。なぜ彼ら彼女らはあんなに美しいのだろう。美しい場所で、美しいものたちが触れ合っている。1人の自分…なんてもちろんみえていないのだろう。でもそんなことすら、僕は楽しかった。だからこんなに覚えているのだろう。あの時の感情を!!

そして1人で「ナイト・マーケット」へ…。

f:id:maemuki:20171003171711j:plain

f:id:maemuki:20171003171424j:plain

f:id:maemuki:20171003171446j:plain


 どうでしょうこの…インスタ映えっぷりと言ったら…当時そんな言葉はありませんでしたよ!たぶんサービスもはじまっていない頃だと思います。今や「インスタ女子」がカメラ、スマートフォン片手にルアンパバーンに行っているのでしょうか。それこそ「旅行ってカメラパシャパシャなんてださい」と思ってしまう…。でもこうして僕もパシャパシャ撮っていて、もっと撮ればよかったうまく。なんて考えたり…おなじ穴のなんとかですね><

 

つづいては、やはりこれだけは残していた、「ラオスでのおいしいおしょくじ」です><

f:id:maemuki:20171003171956j:plain

 これは見ての通り、ブレックファーストです🍞このーフランスパン!固い固いフランスのヴァゲットとは違いますのよ。とても柔らかいのです。歯がアレでも大丈夫ですのよ!その他には印象は特にありません。とにかくパン!パン!

f:id:maemuki:20171003172112j:plain

せめて紙袋をはずしてから、写真を撮ればよかったと思います。今では「バインミー」という名で有名になったサンドイッチです。わわわたくしそのかつては大都会新宿区の新大久保と高田馬場の間、というcelebrity、しかしドヤ街だというよくわからないところに住んでおりまして、高田馬場に「バインミー」のお店ができたのです〜!

食べたのですが、やっぱりパンは日本風にかたく…そういえばフランスのパンも固いことで有名でしたね><いったことないから…。

味は「パンがとにかくおいしかった」そして、中に入っている菜っ葉、ミントの葉かな?自分、草系好きなのです!なんでも好きなんですけど。この写真を見てたら、菜っ葉に食らいつきたくなりました。長野では菊とか野沢菜とかしか売っていません><菊もきらいじゃないけど…><

f:id:maemuki:20171003172137j:plain

このおいしそうなフォー?なのかな?味はやはりあっさりだがコク深し。これも傍らに山盛りの菜っ葉が添えられています。中に入っているのはパクチーだったと思います。パクチーも大好き><

f:id:maemuki:20171003172037j:plain

f:id:maemuki:20171003172024j:plain

これです「忘れられない鶏」です!これは…ある日、ルアンパバーンの街をぶらりと歩いていました。そしたら、道のすぐそばをにわとりさんがコレっコレっクックックと歩いていたのです。「あら美味しそう」と一瞬思ってしまいました。「なんて残酷なんだろうでもいつも鶏肉たべてる鶏肉だいすき」とか思っていたら、その真横で、なんと鳥を焼いて売っていたのです!もう全く迷わず、指を1つと指して、現地の方から買いました!

その鳥焼きの美味しいこと…。日本で食べていたニワトリとは全く違うのです。臭みがなく、滋味あふれる旨味がひろがり…香りも素晴らしい!ああ、これは…

美味しんぼで載っていた、庭で日光を浴びて育ったニワトリの味だ!栗田ゆう子のおばあちゃんがボケてしまって、好きだった”鳥の水炊き”の店に行ってもまずいまずいとか吐いてしまう。山岡サンどうにかならないのかしら?と例のごとく栗田ゆう子が山岡さんに相談をして『もしかしたら…』と思いつき、知り合いのニワトリを自宅の庭で育てている人に相談をして鶏肉をワケてもらい…おばあさまに食べさせると…これだよ!ゆう子!この味だよ!といきなりボケ回復!そうすると山岡サンが最近はブロイラーで日光にも当てずろくでもない化学物質ばかりの餌ばかり食べさせているから味が落ちるんだ!!」

って言っていたやつだ!!と思ったのです。ごめんなさい。「美味しんぼ」は僕の味覚を育ててくれた、人生そのもの…なのかもしれないです!

「旅で美味しかったものは?」なんて聴かれるのですが、迷いもせず「ラオスルアンパバーンの街角で売っていた鳥焼き!」と答えます。「忘れられないニワトリ」とはこのことです。

 そんあこんあで、ラオス旅行記はおわり!です。さきほどの村上春樹の「ラオスにいったい何があるんですか」という本の通りだと書きましたが、彼のラオスルアンパバーンだけ!やったことは、「その辺ぶらり」「おいしいグルメ」「街一番の高級ホテルでひたすら読書」みたいな感じです!僕と違うところ…高級ホテルだけ!感想は「行ってもいいと思うけど、遠くからわざわざそれだけのために行く人にはすすめないかな」みたいな感じでした><同じです><

maemuki.hatenablog.com

ついでに貼っておきますね。ついでにこちらの素敵ショットもどうぞ><

f:id:maemuki:20170213212932j:plain