さわやかトラウマ一人旅日記

音楽が好きな30代男がぼっちを極めるため、世界や国内をヤケクソ気味に一人旅をしたその記録です!

さわやかぼっち旅行記11. ミャンマー編 楽園

ホテルに着いてチェックインする。
フロントは食堂みたいな建物の入口にあった。ドアがなく、割りと外にむきだしのところにあった。PCとか電話とかあったけど、雨に濡れたりしないのだろうか。
綺麗な椅子に座ると、素敵なグラスだけどちょっと変な味のお茶をウェルカムドリンクで出してくれる。従業員の方々も洗練されている感じで、高級なところに来ちゃったナーと思う。

 

その後、部屋に案内される。まだ早いのに、いいの?と思ったが、今はオフシーズンだし、よくよく考えたら湖の上で陸に全く繋がっていないところなので追い返すわけにもいかないだろうなと思う。
f:id:maemuki:20071217114432j:image
(※これはホテルの公式画像)
客室が全て独立していて、蓮畑を囲んだ構造になる。
1室スイートになる以外は、全て同じ「デラックス」という部屋になるが、部屋の位置によって値段が代わり、湖が見られる1列目が一番高く、湖が見られる2列目(この蓮畑しか見えない)が一番安く、その中間となるのが、山側が見える部屋。「せっかくだから」と値段もそこまで差が無い1列目のレイクビューの部屋を取った。
部屋に入ると、木の香りとオシャレな家具のいい部屋だった。しかし、驚いたのは部屋からの風景だった!
f:id:maemuki:20120612145105j:image
f:id:maemuki:20120612153417j:image
部屋は湖の真ん中の東側にあり、窓は西側を向いている。
窓の外にはバルコニーがある。早速外に出てみた。
f:id:maemuki:20120612141033j:image
f:id:maemuki:20120612141023j:image
水は静かに留まり、雲や空を写していた。
目の前には蓮の葉があり、鳥がやってきて、葉び中に止まり、波紋がゆっくりと広がった。

対面の山はどこまでもつづき、空に繋がっているようだった。
どこまでもどこまでも静寂の世界だった。

 

ああ、なんて美しい!!
あまりの感激にバルコニーの固い椅子にずっと座っていた。もっとリラックスできる椅子があればよかったのに。
たまに部屋に戻って、ソファに横になってひたすら光景を見ていた。

 

ここでの夕景は絶景らしいが、残念ながらこの日も雲が多く、夕焼けは見られなかった。
それでも日が沈み行く黄昏の光景はとても素晴らしかった。
f:id:maemuki:20120612171941j:image
f:id:maemuki:20120612164359j:image
f:id:maemuki:20120612165810j:image
f:id:maemuki:20120612170340j:image
f:id:maemuki:20120612164439j:image
f:id:maemuki:20120612181359j:image



f:id:maemuki:20120612175851j:image
雲が多いと思ってたら、日が落ちると共に、またまた雲行きが怪しくなってきた。
というか、明らかに「雨を振らせてます。私は嵐です」という感じの雲が対岸からやって来るのが見えた。スコールだ。
暗くなった、と思ったらやっぱり雨が降り始めた。風も雷も強い。
一番ビックリしたのは、ユサユサとこの部屋が揺れ始めたことだ。確かに風は強いけど、ここまで揺れると不安になってくる。ちょっと地震の事を思い出してしまった。
しかしスコールはスコールなので、すぐに止まった。

 

実はこの日、景色を楽しんだだけでは無く、一つ大きな問題があった。
それは「お金」の問題で、お金の問題と景色の写真を一緒にしたくなかったので、
次で詳しく書きます。