さわやかトラウマ一人旅日記

音楽が好きな30代男がぼっちを極めるため、世界や国内をヤケクソ気味に一人旅をしたその記録です!

久ひさの更新!千葉勝浦「お茶の間ゲストハウス」で二泊三日の一日目 あられちゃん!あかりちゃ

みなさんお久しぶりです。僕はついに久しぶりに旅行に行けました!ほんとうにひさしぶり、まあ、仕事探しに東京に来てホテルなどに泊まることはしていました。

でも、今回は、ほんとうに久しぶりの旅行でした!

 

目的は、千葉勝浦にある「お茶の間ゲストハウス」に泊まることでした。

ochanoma

https://www.facebook.com/tibakatuuraguesthouse/

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Facebookで見つけて、たまたま個室が金土と空いているようでしたので、よし行こう!と決意をして予約をしました。金曜日は仕事です。勝浦に行くには都内からかなり時間もかかりそうです。電話をしたところ、駅まで迎えに来ていただけるとのことで、安心して行きました。

https://www.instagram.com/p/Bo1MDa1lnWn/

これから、特に頑張ってない自分へのキツイキツイ戒めのために、ぷちうつ旅行に行きます!その前にアイスカフェオレのなんか、あまいひらべったいお菓子で腹ごしらえという戒めです(ノД`)#戒め #旅行#プチうつ

「特に頑張ってない自分へのキツイ戒め」というのは、自分の常套句、いわゆるクリシェなのです。でも実はこの前に駅弁を買っていて、電車で食べる予定だったのです。なんて贅沢なんだろう、というか自制がきかなくなってきたのです。もういつ死ぬかわからないんだから、と自分にいつも言い聞かせています。そうです。

僕は、ストレスがたまる毎日になってしまいました。大体どこの会社でもそうなのでしたから、いまさらなのかもしれない。そして、働けるだけマシなんだ、という体験もしてきた、はずなのに。。なんて、ことは忘れよう忘れよう。

房総への特急列車わかしおに乗りました。ここは地獄京葉線と同じホームなので、地獄のような道のりです。いくら「動く歩道」があったとしてもやはり地獄は地獄に違いありません。さらに京葉線といえば、すぐ止まる。なんて地獄なんだろう。京葉線ユーザーのいたら激怒または号泣でしょう。哀しいですね。ほんとうにすみません。

久しぶりの旅行に浮かれてしまい、こんな写真も撮ってしまいました。ちなみに望まないのに、1車だけある指定席になってしまい、車内はガラガラ、でした。荷物を置いて、のんびりしていたけれども、停車の度に「となりにひとが来たらどうしようやばい」と荷物を退けたりするのです。小さいな自分…。でも、優しいなって。人間らしいなって。結局だれも乗ってきませんでした。

さきほど書いた駅弁とはこのことです。おいしいそうでしょう?

「食べ物の写真、撮るのうまいですね」と言われてしまう自分が懐かしいですね。「うまくはないけれども、おいしそうと思って写真をとってますよ」なんて品川の「喫茶ダリ」の美人ウェイトレスの方にお話したのをちょっと思い出しりしました。

しかし、そんなにまずくないんですよ。ほんとうです。だって1600円くらいもしましたから、おいしいんです。おいしい。

「僕ってばかだなあ」と外の写真を撮ろうとしたら、こんなのが写りました。ほんとうに莫迦です。

この後、しばらくねむりこけました。疲れていました。「たいしたことしてなくてもつかれるしねむくなるんだな(>_<)」なんて考えていたかもしれません。

しかし、このとき、電車の停車と共に、衝撃のアナウンスが流れてきました。

「えー電車はここで各駅停車まちでー20分の停車となります」と聞こえてきました。さらにその駅は、目的地の一つ前!!!?!

「20分まちなんて嘘だろう」と恐る恐る外にでると、さらに「20分の停車となりますー」と追い打ちのアナウンスが。「いいんだ」とそのまま散策をし、寒かったので缶コーヒー(あったかーい)を買ったりしました。

https://www.instagram.com/p/Bo1c3SUFdeH/

ここはどこなのだれもいないだれも

待合室にも、誰もいません。電車にももう誰も乗っていなかったかも。なんだろう異世界に来てしまった。先程の東京駅の喧騒はなんだったのか。幻か?いや、こちらが幻のはずなのに。まぼろしの世界。Doorsの曲にそんなのがあったような気がする。ああまさか「君の名は」のような世界なのか。都会、港区ではたらくうつOLな僕と、千葉の無人駅のようなところでさまよう自分。君の名は…

楽しいな。僕はこう思いました。旅はやっぱり楽しい。現実があまり楽しくないからかもしれないけど、どんなことが起きるかわからない。まさかあと一駅のところで20分またされるなんてありえない。山手線は自殺が起きたら止まるけど、たぶん自殺ではないのだろう。定刻だからなんだろう。なんて楽しいんだ!

こんなことが楽しかった。旅は始まった。

 

電車は普通に発車をした。定刻どおりに。決められたとおり。サラリーマンのように。僕は港区ではたらくサラリーマンだった。OLではなかったんだ。

「かずさおきつ」駅についた。読めなくて苦労をした。一度「じょうそうこうつ」と心で読んでしまったら、もう後にはひけない。「かずさおきつ」と読めるまで時間がかかってしまう。どうしてこんなにばかなんだろう。そんなことを思うのはやめ、宿に電話をかけ、迎えに来るのを待った。

車はすぐにやってきて、温かい女性のご主人の歓待を受け、宿にもすぐに到着をした。暗いけど、写真で見たとおりの、古民家をリノベーションをした、建物。とても大きい。松の木が自然のゲートになっていて、葉が顔にチクチクあたってしまった。これは避けられない、自然のセキュリティシステムなのかもしれない。

部屋につくと、僕のことを待ってくれている「人」がいた。

 

彼女の名前は「あられ」「あられ」覚えた。覚えられた。こんなにかわいい子と2泊すごせるなんて。あられあられちゃんあられちゃん。

あられちゃん、と名前を呼ぶと喜ぶらしい。頭をやさしくなぜると、喜ぶと宿のあんなに書いてあった。さっそく実行をしたそれを私は。

かわいいかわいいヨークシャーのあられちゃんです本当に賢い子なんですよ!決められたところ以外には立ち入らないのです でも脱走はするらしい!謎だなあ #犬 #わんこ #ヨークシャーテリア

あられちゃんはほんとうに賢い子。行ってよいところにしか行かない。隣接の台所、客室には決して入らない。なんて賢い子なんだろう。すばらしい女性、あられ。あられちゃん。でもたまに「あかりちゃん」と言ってしまったりする。おろかしいおろかしい亜港区ではたらくOLである自分が恥ずかしくてたまらない。「あかりちゃ」と呼ぶとぷいとどこかに行ってしまったりする。「ごめんよあられちゃん」と言っても、もう聞かない。切ないな。

なんて、ことがありました。

 

その後、部屋に案内され、そのまま眠りにつきました。

部屋美しく、無駄なものが何もなく、安らげる空間。きょうの客は自分ひとりとのこと。明日はたくさんいらっしゃるとのこと。あしたのあたしはどんなになるんだろう。

お布団に手足を広げて、うーんと唸ったら、もう眠りの世界へ。明日はどんな日になるんだろう。とりあえず、明日はエクセルもグーグルスプレッドシートもみなくていいんだ(T_T)なんて、思ったりしました。

 

ちょっと調子戻ってきたので、数回にわけて更新することにしました。まだ1日目です。続きはまた明日書きます。楽しみにしていください。僕も楽しみです。