さわやかトラウマ一人旅日記

音楽が好きな30代男がぼっちを極めるため、世界や国内をヤケクソ気味に一人旅をしたその記録です!

【台湾旅行記7終】太魯閣渓谷で中国人と交流&極上温泉ホテルで1泊

 この日、日月潭からバスで移動して、そこから更に台北へ移動。

そしてまた急行に乗って花蓮に移動。

地図を見て気づいたんだけど、日月潭と花蓮、ほとんど隣なんだね。びっくりしたよ。道路もあるみたいだけど、道が狭くて車もあまり通らないみたい。かなり険しいからね。花蓮は近いけど、遠くなる。

ルーティングに問題があった。でも行きたいところに行きたかった。でも仕方ないね。

花蓮についたらすっかり暗くなっていた。電車で駅弁を食べた

 

ので、そのまま日本人の人が経営している安い宿に一泊。そして明日は花蓮ツアーを申し込んだ。

やはり日本人だと楽!ここまでよく中国語もできないし、英語も怪しいのによく一人で切り抜けたと思う。漢字が通じるのが大きいけど、台中のホテルのフロントのイケメンの英語は上手かった。他はそんなに英語は使われてなかったかな。日本語も結構話せる人はいることは何度も行ったから知ってる。

奥さんと二人で経営して、奥さんは台湾人で、日本語は正直怪しげな感じ。でも問題ない。宿の部屋はシンプルだけど、問題ない。

ちょっとだけ外を歩く、土地勘も無くて街も暗い。

ここまではタクシーで来た。タクシー安いし、事前に住所と宿の名前を書いた神を見せればOK。僕はプリントアウトしてきた。

 

花蓮の街はひっそりとして、人が歩いてない。まいったな〜でも、かき氷屋らしきところがあったので、思い切って入ってみた。他に客はいない。おじさんがいたので、とりあえず笑顔で「こんばんわ」の中国語を言ってみた。おじさんも笑顔で応じてくれた。

そして指差しで注文。台湾のかき氷はマジでうまいよね!ここのも美味しかったよ。カメラも持ってこなかったので写真は無し。おじさんは良い感じの人だった。台湾ってみんなこんな感じ。たしか来台は4度目だけど、みんな良い人は言わないけど、商売関連の人はみんな親切で最高!

そして帰って、部屋で寝た。

 

翌日、待ち合わせ時間の少し前に1階に出た。

「今日は、うちの(奥さん)が案内するから」と宿のご主人が言った。あの人か!まあ大丈夫かなと思った。そして、中国人の韓国に留学してる大学生と同行するらしいと聞かされる。4人。一人はフランス人の黒人らしい。

「あんた、さすが日本人だね。時間前に来るなんて、日本人くらいだよ。アイツら昨日も遅れやがって」とか言い出す。

ええっどんな人たちなの?怖い!この当時僕は韓国系の会社で働いていたので、家も何故か新大久保だったし外国人という見方で見たら、韓国人との交流はあったけど、みんな日本語ペラペラだったし、もちろん何の問題なくて、良い人達で優秀な人達ばかりだった。むしろ好感すら持っていた。

だけど、中国人とフランス人は初めてだった。緊張する。

 

予定通り?遅れたきた彼ら。フランス人は男性凄く大きい黒人の方。あとは中国人は1人男性、2人は女性。大学生だからやっぱり若い。車に乗る前に笑顔で挨拶する。

僕は助手席に乗った。さっそくメガネの女の子が話しかけてくる。しかも日本語で!「私あまりうまくないけど、日本語しゃべれます。日本大好き!」「え、凄く上手ですね!しかも日本好き?嬉しいです」と返す。ほんとに嬉しいそして隣の男の子も「僕も少し、日本語うまくないけど少し。アニメ見た。そこで勉強した。」と言ってくれる。なんだよメチャクチャ良い人たちじゃん中国人!「他の2人は日本語、あー」といって☓を作る。

いっきにテンションがあがった。しかし彼らの会話が英語だけ、というのにすぐ気づいた。そして終始英語でコミュニケーションしていた。

後で聴いたけど、韓国の結構有名な大学の人たちだった。ソウル大学ではない。韓国人の英語が凄いというのは知っていたけど、韓国に留学する人も英語がが凄いんだ。

その後、渓谷を見ながらコミュニケーションした。メガネじゃない女の子は「この人は少しできると判断したのか、結構英語で話しかけてくれる。でも、うまく返せない」情けない。でも別に感じは悪く無い。ほんと良い人!

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 写真は沢山撮ったけど、他でもあるし、いいかな。

渓谷はとにかく素晴らしかった。名立たる観光地というだけある。

 

そしてお昼をみんなで食べた。宿のおばさんは席は一緒にしなかった。

たぶんカレーを食べた。日本のカレーよりおいしくない。

そして彼ら4人と話した。

メガネじゃない女の子の方が英語で「彼は日本のAVを見て日本語を覚えたのよ」と言う。それくらいは僕は聞き取れたので、超爆笑する。この彼は日本語ができたし、この後結構話をした。とにかく日本のアニメが好きらしい。最後に彼が英語で話しかけてくれたけど、僕は意味がよくわからなかった。でも、気持ちは伝わった。

おばさんが「明日、海でみんなで遊ぶのよ。あなたも来ない?と誘ってくれた。わずかな時間ながら、僕は彼らの事が好きになっていた。メールアドレスを交換する余裕もなかった。「あなた達のおかげで中国が好きになりました」って伝えたかった。でも英語で言えなかった。日本語で言った気がする。ていうかこのおばさんに訳してもらえばよかったんだ。

僕は次は礁渓温泉というところで、結構良いホテルを取ったから移動しなくちゃいけない。帰りは駅でお別れする。

この時、車に手を振りながら「英語!英語が話せなきゃだめだ!」と思った。そして今でも英語は上達していない。

 

礁渓温泉

 この旅、最後の日程は礁渓温泉。ここでホテルに1泊して、明日午後に台北から桃園空港から日本へ帰る。

www.taipeinavi.com

あっという間で盛りだくさん。最後はゆっくりして帰ろうと思った。

それは正解だった。撮った写真は下のホテルの写真だけ。

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www.taipeinavi.com

結構良いホテル。僕にしてはかなり奮発した。部屋が目的じゃなくて、この施設にある温泉が目的だった。日本式(全部脱ぐ)のお風呂もあったけど、予約制で、台湾まで来て入りたくない。水着をレンタルして、台湾式の広い広い方に行くようにした。事前にリサーチというか上の台北ナビから予約した。

ホテルは本当に高級で、受付の人は英語で対応した。荷物のタグに「日本人」と書いてあった。なんか笑える。

部屋で一息ついて、僕は意を決してお風呂に行った。はじめて体験する「台湾式」のお風呂は・・・最高写真は無いんだけど、公式ページにはもちろんある。あとトリップアドバイザー様から1枚お借りしました。

長榮鳳凰酒店(礁溪) JIAOSI

 

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 としまえんの「庭の湯」が似た感じなんだけど、あそこより広い。そして素敵なプールもある。中はいろんなお風呂があって飽きないし面白い!温度も温くてちょうどいい!

平日のはずだったのに家族連れが見受けられる。とにかくみんな楽しそう!

このホテル、部屋も素敵で、部屋のお風呂にも入ったけど、ずっとここで過ごしていた。

翌日もギリギリまでお風呂に入っていた。

中から外が見渡せるプール的なところが特に気に入った。翌日も青い空。

本当に天候に恵まれた。台湾は梅雨の時期だったのに。いろいろラッキーだったけど、台湾の人たち、あと中国人の人柄の良さに触れられたと思う。

この後、僕は台湾には行ってない。

 

後日談

 僕はすっかり日焼けしてしまった。何の対策もしてなかった。

ずっと晴れだったから仕方ない。

出勤して、上司に「ずいぶん日焼けしてるね」と言われた。

この上司はその後上司ではなくなり、この時点で大嫌いだった。

「はあ」

「・・・もしかして?」と期待を込めて眼差しで聞かれた。

なぜそんなことを感じたけど「台湾に行きました」と答えた。

そうする「・・・そう」とあからさまにガッカリされた。

その時はそれが何故かわからなかったけど、彼女は震災の被災地に結構行っていたらしい。「気仙沼のお土産です」と渡された。

 

でも、仕方が無いことだと思うけど、あの瞬間の彼女の対応は最悪だった。

かなり揺れたなかで普通に絶叫し、「以降自由行動です!自由行動です!」とかわけのわからない事を言っていた。

 

同僚と歩いて帰る中、「アイツは最低だった」と盛り上がった。みんなそう思っていたことが後日わかった。「ほんとだね。ほんと最悪。会社辞めたくなった」と言った。

この人は仕事も最悪だったため、後日マネージャーを外され、他の人が新たに就いた。僕もこの会社を結構後に辞めた。

 

また台湾に行きたい。今すぐに。

長くなっちゃた。ここまで読んでくれて本当にありがとう。

 

台湾旅行記・完

 

 

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