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さわやかトラウマ一人旅日記

音楽が好きな30代男がぼっちを極めるため、世界や国内をヤケクソ気味に一人旅をしたその記録です!

北海道逃避行2013 その7 雨の五稜郭

 

そろそろ五稜郭へ戻るかな〜と思い自転車を走らせると、頬に雨を感じた。

ああ、そういえば雲も出ているし、なんか降るかも?とは思ってはいたけど…。しかし今日の天気予報に雨のマークは無かったし、降水確率だって高くなかった。

しかし、無情にも雨は強くなる。折りたたみの傘はあるんだけど、そういう問題では無い。

午前はこんなにいい天気だったのに!

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※参考画像 同じ日の午前に撮影した画像

 

すぐ止むかな?と思った。空のところどころは明るい。にわか雨。そうだきっとにわか雨。

どうにかこうにか本格的な雨になる前に、五稜郭タワーの中へ避難できた。

タワーの中でもう一度天気予報を見るも、やはり雨の予報は無く降水確率も20%とかそのような感じで、このまま雨が続く様子はデータ上は見受けられない。

しばらくボーっとして雨が止むのを待ってみるが、全く止まない。まあいいかその間に…とタワーに登ってみた。入場料890円。結構するなあ〜仕方ないか。

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エレベータで上へ登る。登る途中で照明がブラックライトになって、絵が浮き上がり、エレベーターガールのお姉さんがちょっとした説明をする。芸が細かい。

ふんふんなるほどこれが五稜郭!上から観ないとわからない特徴的な形。そりゃタワーも建つわけですね。

ここから下を見ると道には傘の花が咲いていた。雨はまだまだ振り続けるかなー思い、そこにあった五稜郭の成り立ちと歴史(箱館戦争について)をパネルを呼んで勉強する。

いや〜知識不足だったのが恥ずかしい。大変にドラマティックな変遷で、一言でいうと面白い!こういう変遷を知っていれば来たくなるわけですよね!想像以上に激しい日本の近代。もう少し日本史を勉強しないと駄目だなと思いました。

館内にいくつもある土方歳三のモニュメントやパネル。女性が写真を撮っている。しかしここで読んだ歴史の中では、はっきり言って彼は使えないしなんだか情けない男に見える。新撰組の時は良かったのかもしれないけど…。ここまでチヤホヤされるほどか?最後はあっけなく死んでしまうし。

見事に生き残って、本来は敵であったのにあまりに有能なため、遂には大臣にまで上り詰めた榎本武揚の方がカッコイイような気がするのだが、皆さんどうでしょう?

 

ひと通り見終わって、もう一度下を見ると相変わらず傘の花が咲いている。あらら〜と思いつつとりあえず下に降りる。雨はまだまだ降り続く。諦めて雨の五稜郭をプラプラする。「雨の五稜郭」なんてB級ヴィジュアル系の3曲入りシングルBタイプの2曲目って感じでいいかも?なんて思ってみる。

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復元された「箱館奉行所」も見学してみる。新しい建物にある特有の木の匂い。完成したのはつい最近らしい。相当に手が混んでいるらしく、展示物の殆どは復元するのにこんなに工夫しました、といった内容だ。うーむなるほどと納得する。なんでも全国の沢山の職人の皆様の技の随意を集めたらしい。

今の時代にここまで再現できたということは素晴らしいと思う。これがもう少し時代が先に進むと…職人の伝統の技が受け継がれず、衰退してしまうのではないか。

東京でうだつの上がらないまま、ヤクザな虚業にこれ以上手を染めるよりは…僕の手先が器用で根性があれば、その技が受け継がれるために残りの人生を捧げるのも素晴らしい!

と一瞬考えるも手先も不器用で根性も無いし第一もう全然若くない。

ああ、本当に価値が無いの人間。生きていてすみません。

 

 

五稜郭タワーに溢れていた外国人の観光客のみなさまがこの奉行所の中には全くいなかった。値段が500円かかるから?思ったけど、復元されたものに価値を見出さないのかなと考える。

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まだまだ雨は止まない。ひっそりとした五稜郭の堀の外枠をトボトボ歩く。

人はいない。

もしかしたらこの世に生きているの僕だけ?なんて思ってみる。そんなわけない。くだらない自問自答。

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堀の外側に客席のようなものがあり、堀の内側のスペースにステージがあった。

野外劇?ポスターも貼られている。スタッフらしき人たちが何やら仕事をしている。市民参加で毎年恒例らしい。あれ?今日じゃん。今日やるんだ。明日はもうここにいないし、今日やるんだったら見に来ようかな。

 

その後、なんとか雨も振ったり止んだり。なんとかしのぎつつ、もう1つ行きたかった「ハセガワストア」で焼き鳥弁当を買って一旦ホテルへ。

 

続く