北海道逃避行2013 その5 函館へ
完全に満たされた!愛が溢れそれが受け止められてまた愛が返される!孤独なんて存在しない!永遠に繰り返される愛!全ての欲求は満たされて将来的な不安なんて微塵も存在しない!息をすると幸せだけで満たされる!私は完璧に幸せである!私は完璧に幸せである!私は完璧!完璧に幸せ!ああああ!!!!!!!!!
あっ!
起きた。パコホテルジュニアすすきのだった。夢だった。よくわからない。夢といえるのか?全身に力が入っている。良い感じでは無い不快な気分である。
よくわからない、嫌な夢。悪夢だ。
悪夢…。
どっちが悪夢?
今日は函館に行く。特に理由も無く、「札幌の次はなんとなく函館かな〜」という単純な発想だ。ここで「知床に行こうかな」とか「網走に行こうかな」とか思っておけばよかった。結果としてここで函館を選んだことで、今回の北海道旅行は一番単純な観光コースを踏襲することになった。まあーそんなもんだろう。
既にインターネットからバスとホテルの手配は済んでいる。13時くらいにバスが札幌を出て、17時くらいに函館に着く便。地図を見てわかってはいるけど、北海道は広いので時間もかかる。
パコホテル様でチェックアウト時刻ギリギリまで温泉にてダラダラする。
ほんと最高なパコホテルジュニアすすきの!また泊まりたい。笑顔でチェックアウト。お昼も近くなったので、札幌名物のスープカレーを食べに行くことにした。
大通公園近くの「カレー・ディ・サヴォイ」でホワイトアスパラガスのカリー。
Sexy Zoneのマリウス葉君がホワイトアスパラガスが好きだって言ってたのを思い出して、これにしてみた。写真撮ってください!といわんばかりの完璧な盛り付け…!
スープはあれ?薄味?と思いつつも、よく味わうと辛さともう1つしっかりとした旨味のハーモニーが!スープはかなりこだわっていると店内のメニューにも書いてありました。
この日、札幌といえどもかなり暑くて、カレー日和だなあなんて思っていたんだけど、食べやすくて、味の濃い野菜ともマッチして、するするーと入っていった。美味しい!
この後バスに乗って函館へ。しばらく寝ていたのだが、目を覚ますと見渡す限りの北海道の大自然!そういえば新千歳→札幌と街なかの風景しか見ていなかった。これが北海道なんだと認識する。
途中のサービスエリアもとても雄大!どこまでがサービスエリアなんだろう…。
函館ブルース
高速から函館市街へ降りると、渋滞なんかもあったりして、結構発展している印象だった。駅前もバスが降り立ったところは栄えているように見えたのだが、ホテルへの歩く駅前商店街の寂れっぷりはやはり地方の現実を感じさせた。観光都市で大きなイメージだったのだけれども・・・。翌日わかったのだが、函館の街は人口の割に市街の規模が広く、広い範囲で市街が広がっている。駅前だけでなく、五稜郭近辺も少し発展している。一箇所への集中では無くなった結果のこの駅前なんだろう。
B級グルメ好きとしてはかかせない!名物「ラッキーピエロ」!!
店内はかなり繁盛していて、市内にも沢山支店があるらしい。地元の人に愛されてるんですね。
頼んだのは確か1番人気のメニューを集めたNo.1セット的なもの。
売りのチャイニーズチキンバーガーにポテトに烏龍茶のセット
あの岸朝子先生(懐かしい)が五回も食べた!と店内の宣伝ポップに書いてあった看板メニューのチャイニーズチキンバーガーは、要するに油淋鶏的なものにマヨネーズかけてパンに挟んだ感じ。
うーんまあまあおいしゅうございました。実際カレーやらパスタやらメニューが山のようにあってそちらの方が美味しそう。ポテトはホワイトソース的なものが掛けられていて、なかなか美味しかった。
何かを超越している凄い内装!
よくわからないけど、一貫した美学を感じさせます。魔女狩りナイト…。
全く知らなかった函館ラーメン。とんこつベースながら、とにかくあっさりしているのが特徴らしい。スープが透明だけどあっさりしているけどコクはあり。美味しい。
この店はどこだっけな…店名を忘れてしまった。
「函館ラーメンおすすめMAP」みたいなページがあってそこを頼りに行ったんだけど、2件程閉店?または休みだった。こういう事が北海道では凄く多かった。旅なので2度の訪問も無いし、たまたま休みなのか、もう閉鎖したのかはわからない。
まあご縁が無かったということか。ご縁が無かった…嫌な言葉だ。
続く